マインドフルネスにおいて「デフォルトモード・ネットワーク:DMN」「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク:CEN」「セイリエンス・ネットワーク:SN」の3つの神経ネットワークが注目されております。
3つのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
「デフォルトモード・ネットワーク:DMN」は日常生活で何もしていない時に活発に働く神経ネットワークであり、ここが働くことで人は過去の失敗を思い出したり、将来に対する不安を感じて気持ちが落ち着かない状況になりがちです。DMN が過剰な活動が続くことで、脳のエネルギーは多く消費されて、うつ病、不安障害、注意欠陥障害になるリスクが増大すると言われております。
「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク:CEN」は仕事や勉強、趣味などの課題を取り組んでいるときに活性化する神経ネットワークであります。ビジネスにおいて欠かすことの出来ない「計画」「意識決定」「記憶」などを脳内で行っている時にも活性化されます。この神経ネットワークが活性化されているときは不安な気持ちを生み出すDMNの活動は抑えられていますので、やはり人は行動することで進化を遂げてきた生物であります。
「セイリエンス・ネットワーク:SN」はDMNとCENの切り替えを担う神経ネットワークです。外の環境によってモードを切り替えて、適した行動をとるように促してくれます。いわゆる司令官のような役割を担っています。
マインドフルネスを日頃から実践することで、司令官の役割を担っている「セイリエンス・ネットワーク:SN」がどんどん優秀になり、環境に応じて適切な神経ネットワークの切り替えを行い、脳の無駄なエネルギー消費を抑えて、脳疲労を軽減するのに役立ちます。
日頃のパフォーマンス向上にお役立ていただけたら幸いです。
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本牧マインドフルネススタジオは近隣地域の皆さま、企業さまに心の健康サポートを提供する為に精神科 心療内科医監修のもと、2024年8月15日開業致しました。
今後は定期的に心の健康づくりのヒントとなる情報をお伝えさせて頂きます。
本牧マインドフルネススタジオは多数の観葉植物(視覚)・リラクゼーション音楽(聴覚)・体調に合わせたアロマオイル(嗅覚)・全身が気持ち良く伸びるストレッチ(触覚)を組み合わせて、味覚以外の五感を心地よくするマインドフルネスプログラムをご提供させていただいております。
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