現代社会において、なぜ、マインドフルネスが必要とされているのか?と言うことについて解説いたします。
現代人は身体の疲れもそうですが、それ以上に脳の疲れが頻繁に起きていると言われております。その理由は大きく2つ考えられます。
1つ目は現代人である私たちは常に「マルチタスク型社会」の中で生活をしていて、常にマルチタスクをこなさなくてはいけない中で生活をしております。ビジネスパーソンであれば、グローバル化による激しい競争によって、常に生産性アップや効率性を求めらていて、なかなか昔の職人のように、1つの仕事にじっくり時間をかけて取り組むことが許されない社会になっております。ビジネスパーソンも常に複数の仕事を同時進行することが必要不可欠となり、目の前の課題だけを集中することがなかなか難しくなってきております。
例えばパソコン作業をしながら頭の中では「来週のプレゼンの資料まだ作ってない」「帰り、子供のお迎えには間に合うかなぁ」「さっきのLINEの返信来たかな?」など、心が常にさまよっている状態が日常化されていることが考えられます。この状態が長く続くことによって、目の前の課題に集中ができず、仕事のクオリティーも速度も落ちてしまい、何かを成し遂げる前に脳のエネルギー消費が過剰な状態になってしまいます。
2つ目の理由は「情報過多社会」であります。私たちの暮らしを飛躍的に便利にしてくれたスマートフォンから得られる情報は無限にあります。アメリカの調査会社IDCが調べたデジタルデータ量は2000年の時点で1年間で使用されたのは62億GBに対して2013年には4兆GBと約700倍以上の数値になっておりますので、子供から高齢者までスマホが当たり前のように普及されている現在ではさらに多くのデジタルデータ量が使用されていると予測できます。
スマホによって外出先でも仕事のメールをチェックして返信したり、書類を編集したりして、いつでもどこでも仕事ができて飛躍的に便利になった反面、帰宅しても仕事メールを目にしてしまえば対応を求められていることも事実であります。1日を通しても隙間時間がなく、ぼーっとできる時間は圧倒的に少なくなり、脳はいつも多くの情報量を同時処理しなくてはいけないため、常に疲労困憊している状態であります。
このような状態を改善するためには、例えば休日に公園の芝生でシートをひいて寝転がりながら空を眺めて、ぼーっとしたりスマホを機内モードにして連絡通知を一時的に受け取らないようにして、ゆっくりと読書をするなど、自分の時間を確保することがお勧めです。
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本牧マインドフルネススタジオは近隣地域の皆さま、企業さまに心の健康サポートを提供する為に精神科 心療内科医監修のもと、2024年8月15日開業致しました。
今後は定期的に心の健康づくりのヒントとなる情報をお伝えさせて頂きます。
本牧マインドフルネススタジオは多数の観葉植物(視覚)・リラクゼーション音楽(聴覚)・体調に合わせたアロマオイル(嗅覚)・全身が気持ち良く伸びるストレッチ(触覚)を組み合わせて、味覚以外の五感を心地よくするマインドフルネスプログラムをご提供させていただいております。
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